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28.2
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81
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そうなのですか?お二人は許嫁の間柄だと窺いましたが |
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美命が優しい子で助かったな |
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兄さん、食後のデザートにヘキルちゃんを食べちゃうつもりですか!? |
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珠樹さんです |
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本当なら、婦女暴行未遂の現行犯で刑務所行きじゃぞ? |
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あ!お味噌汁はわたしが作ったんですよ。美味しいですか、美味しいですか? |
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誤解なのですか?信行殿を兄上と呼んでいますし |
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ほほーう?ずいぶんと信用されておるな |
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ほんとですか。えへへ、ありがとうございます |
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もしかして、妾の知らぬ間にまぐわったのか? |
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男女の仲です。詳しい事情はお訊きしませんが、許嫁ではないのですね |
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やや!? |
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そうですか。そうなのですか。なるほどなるほど |
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脱がさないと触れぬであろう? |
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あうぅ…アイラブユウ |
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おっぱい |
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なななっ!? |
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じぃ~ |
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そうじゃ。みんな大好きおっぱいさまじゃ |
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ふむふむ。仲の良い男女は、ああって抱き合うものなのですね |
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ちょっと待ってください。兄さんは最近、おしめが取れたばかりなんですよ?結婚なんて早いです |
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気になることがあったからな。全身を隈なく調べておったのじゃ |
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って、ダメです!見てはいけない。させてはならない。公序良俗に反します! |
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誓いのキスですか。確かにさっきのは情熱的で、素敵なキスだなぁと思いましたが |
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ほれこのように! |
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ああっ!またそんなお胸を押しつけてっ |
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いえいえ。まだお二人はキスをしただけです!それですぐ結婚というのは早すぎます |
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そんな破廉恥なっ!だけど目が離せないっ |
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いい声で鳴きよるわ。やはり、おっぱいが感じやすいのか |
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はい! |
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診療中も声が上擦っておったぞ。ぐふふ~ |
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ああっ!ですからやめてください。目の毒ですっ |
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いいですか。男の子と女の子が結婚に至るまでには、さまざまなイベントをこなさなくてはならないのです |
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新本橋は幕府が開かれたとき、初めに開発された地域で、流通の要になっています |
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そんなことあるじゃろ。ほれほれ~ |
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まずは健全に登下校デートから始めて、やがて手を繋いだり、一緒にソフトクリームを食べたりするんです |
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これが隼斗を誘惑した、みこっぱいか! |
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南蛮文化の影響で着崩しが流行っているんです。江都っ娘は流行に敏感ですから |
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そうして少しずつ関係が進んだ二人は、夕日の見える観覧車で |
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憎い!駄肉が憎い!憎しみでおっぱいが大きくなれたなら! |
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珠樹さん。越後屋さんはすぐそこですよね |
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ややー!これ以上はお伝えできません!以上、恋愛現場からでした! |
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見せつけてやればよいのじゃよ |
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では、私は失礼させていただきます |
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兄さん破廉恥ですよぅ。妹に何を言わせる気なんですかー |
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ですが |
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ほれほれ、ここがええんやろ。もっと乳を弾ませろ。ぽむぽむ~ん |
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みんなズルイです!わたしも兄さんの純情とか純潔とか欲しいです! |
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くくくっ。息子の息子も大興奮 |
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わかりました。では、お言葉に甘えさせていただきます |
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ややっ!買えちゃいました!? |
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だ、誰のことでしょう。そのような人物はここにいませんよ |
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その様子だと、マナも安定しておるようじゃな |
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やっぱりいいです!兄と妹でそういう関係になるのおかしいですし!くーりんぐおふです! |
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誰の頭が箒ですか! |
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ふぃ~。いい汗をかいた。これで全員の診察は終了じゃ |
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にいさーん!?優人さーん!? |
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股間を輝かせながら言われてもな~ |
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あの…ここにいることはご内密に |
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まあまあ。それくらいにしてあげてください |
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股間か |
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御礼を言います。それと外では徳田とお呼びください |
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ややややぐぬぬぬ |
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あなたに貧乏と言われると癪なのですが |
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光って見えたのは隼斗のマナじゃ |
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絵ですか? |
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マナは生命の輝き。神の力の源と言われておる |
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わかっているなら協力してください。さきほどの散財っぷりは何ですか |
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絵といえば、ヘキルちゃん。毎年絵はがきを送ってくれましたよね |
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おぬし達が遊ぶゲームで、マジックポイントってあるじゃろ?アレのことじゃ |
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倹約令を知らないのですか?上の人間が模範とならねば他に示しがつきません |
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いえいえ。最近はご無沙汰してしまって、申し訳ありませんでした |
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ですが、あなたは無駄使いが多すぎます。必要なものだけ買いなさい |
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人間は生命力を失えば死ぬが、神の場合はマナがなくなると消滅するのじゃ |
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もちろん、うぇるかむです。お話したいこと、たくさんありますし |
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遠慮します。磨くとしたら剣の腕だけです |
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その通り |
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あ…っ |
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美しさとは内側から滲み出るもの。上辺だけ着飾っても意味がありません |
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マナをその身に宿す存在は、身体からオーラを放っておる |
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え、えっと |
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もちろん普段は抑えておるぞ。四六時中光っていたら、環境問題で隣人に訴えられる |
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宗春とは親戚の間柄なんです |
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あ…は、はいです |
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マナは怒りや喜びといった感情の昂ぶりによって、目に見えるオーラとして現れる |
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すべては天命です。私からは何も言えません |
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あ、あの |
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特に性的興奮を感じると |
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誰が誰の姉ですか。私と歳は変わらないでしょう |
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いま、誰とお話してたですか? |
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信行殿 |
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なんじゃ。人が気持ちよく説明しておるのに |
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あの、よかったらこれ。その子にも分けて |
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チョロイとはなんですか。私は日頃思っていることを口にしたまでです |
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美命が見たという黒い靄は瘴気のことじゃ |
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っ!?ごめんなさいっ!! |
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褒められたのはその…嬉しかったですけど |
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隼斗が魔法を使ったところを見たであろう? |
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すぅ…すぅ |
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そうだったのですか。同志が増えて私も嬉しいです |